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免許更新に必要な視力
免許更新時の視力検査の合格基準は、免許の種類によって異なります。
〈普通自動車の免許更新時に必要な視力〉
普通自動車運転免許の更新時に必要とされる視力は「左右いずれも0.3以上あり、なおかつ両眼の視力が0.7以上」となります。
左右いずれかの視力が0.3に満たない(または見えない)場合は、もう片方の視力と併せて0.7以上あり、なおかつよく見えるほうの視野が左右150度以上あることが条件になります。
また、コンタクトか眼鏡で必要な視力に達していれば合格となります。
視力に懸念がある場合は、更新時期が近づいてきたら、眼科や眼鏡店で視力検査をしておくこともおすすめします。
更新した運転免許に「眼鏡等」の条件が記載されると、裸眼で運転する事は出来なくなります。もし、裸眼で運転した場合、道路交通法第91条違反となり、2点減点と5.000円~9.000円の反則金が科せられることになりますので注意しましょう。
初心者マークの形や色の意味
初心者マークは若葉をイメージした形をしていますが、正式名称を「初心運転者標識」といいます。そして、緑色と黄色の2色なのは1色よりも2色のほうが視認性が良いためで、緑色は新緑、黄色は反射率・視認性の高いことや道路交通法で表す注意が採用されています。準中型自動車免許取得又は普通自動車免許取得1年未満の運転者は表示の義務がありますが、1年を過ぎた後も運転に不安あるペーパードライバーの方が表示しても問題はありません。表示義務を怠った場合は、行政処分点数1点と反則金6,000円(普通車)が課せられますのでご注意ください。
花粉時期の運転対策について
暖かく春を感じる季節になってきましたが、花粉症の方にとっては辛い季節です。そんな時期に車の運転をするときは、なるべく外気に触れないように空調を内気循環にするとよいと聞くことがありますが、JAFユーザーテストの検証では総合的にみて外気導入の方が良いという結果でした。車にエアコンフィルターが装着されていれば、ある程度花粉を除去できることから車内の花粉量は微量の確認でした。乗車時に衣類に付着した花粉を除去することが重要のようです。一方、内気循環では外気導入に比べると1時間ほどで二酸化炭素濃度が5.5倍のの数値になり、疲労感の増加、注意力の低下、眠気や頭痛の原因になることがあります。以上のことから外気導入でよいというこですが、エアコンフィルターは使用期間や距離で目詰まりしますので、販売店やカーショップなどで点検をおすすめいたします。
ペーパードライバーが運転を久しぶりにする際の注意点
久しぶりに運転をしようとしても、運転の感覚を忘れていたり最近の車の勝手が違っていたり、スムーズにいかないのは致し方ないかもしれません。気を付ける注意点として
①車の発信準備を忘れてしまっている。
②車両感覚や車幅感覚を忘れてしまっている。
③久しぶりの運転で恐怖心をもってしまっている。
④標識を忘れてしまっている。
⑤バックミラーやサイドミラーで見える範囲を忘れてしまっている。
⑥駐車場への駐車ができない。
⑦高速道路で上手く合流ができない。
などがあります。
当社では教習生の方の目的、レベルにあわせた教習をしています。