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ペーパードライバー克服‼第6弾
道路の信号機には、車両の有無を感知して青信号を表示する「感応式」の信号機が存在しますが、中には「半感応式」と表示されたものもあります。この「半」とはどういう意味なのでしょうか。
そもそも感応式信号機は車両を感知しながら制御する信号機のことです。交差点の全方向にセンサーがついており、「どの方向にどれくらいの車両が流れているか」を感知し、一定の範囲で青が表示される割合を調整しています。複数の交差点を含めた路線全体の交通量をもとに、各交差点の信号機を制御する場合がほとんどです。
これに対し「半感応式」は、交差点に交わる道路の「一方のみが感応式」と言いかえることができます。交差点単体で、交わる道路のうち交通量が多い方を「主道路」、少ない方を「従道路」と捉え、従道路側のみ車両を感知するセンサーがついているものです。このメリットは従道路に車両が来ない限り、主道路の交通流を止めずに済む点です。
交差点に差し掛かった従道路側の車両は、しっかりと停止線の直前で停止する必要があります。理由はそのすぐ上空にセンターが設置されている為です。停止位置がずれていると正しく感知されず、待てど暮らせど青信号にならないことも考えられます。
軽車両や歩行者などはセンサーで感知されにくいため、専用押しボタン箱が併設されていることもあります。
感応式信号機であることをドライバーへ示すかどうかは各都道府県によってまちまちです。
車のハンドルは何回転するのか?
バックで駐車練習をしていると、タイヤが曲がっているのか真っすぐなのか分からないと質問をいただくことがあります。一般的な普通車は、ハンドルとタイヤが真っすぐの状態から右または左に約1.7回転します。ハンドルが真っすぐか分からなくなった時は、左右どちらかに一杯まで回して、ハンドル中央にある自動車メーカーマークが正しい位置に2回でハンドルは真っすぐです。運転に慣れてくると、少しだけ車を前進させれば車の動きでハンドルが曲がっているのか真っすぐなのかが分かるようになります。運転練習の際、試してみてください。
オートレベライザーとは⁈
ヘッドライトが車両前方を照射する際上下の高さを変える機能を「レベライザー」といいます。後席に複数人が乗車する場合や、トランクや荷室に重い荷物を積めば、車の後部が沈み込むスクウォートな状態になりヘッドライトは少し上向きの方向を照らすことになる。
ヘッドライトが上向きになれば、対向車の運転手は眩しく感じます。ロービームなのにハイビームになっているような感じになります。
そこで、「オートレベライザー」というヘッドライト調整機能の自動化が出来ました。
ドライバーにも対向車にも、そして歩行者にとっても最適な明るさを確保されるシステムになっています。
4月8日は「タイヤの日」です
春の全国交通安全運動の実施月である4月、また8は輪(タイヤ)のイメージから、4月8日をタイヤの日として2000年(平成12年)に制定され、広く一般ドライバーにタイヤへの関心を喚起し、タイヤの正しい使用方法を啓発することにより、交通安全に寄与することを目的として一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が定めた記念日です。タイヤの空気圧は自然に低下していき、空気圧が不足すると発熱による損傷、乗り心地や燃費悪化に繋がる恐れがあります。安全安心で快適な車の運転のためにも、月に一度はタイヤの点検と空気圧点検をおすすめいたします。
電動パーキングブレーキって何?
最近になって、採用する車が急増しているのが「電動パーキングブレーキ」です。これは、文字通りの「パーキングブレーキ」の操作を「電動化(モーターで動かす)」としたものです。
「パーキングブレーキ」は、停まっている車にブレーキをかけて、不用意に動かなくするのが目的です。座席の横にレバーとして設定されている車両もあるため「サイドブレーキ」や「ハンドブレーキ」とも呼ばれています。また、ブレーキペダルの左横にあって、足で踏んで操作する「足踏み式パーキングブレーキ」があります。
「電動パーキングブレーキ」のメリットは、自動でパーキングブレーキを作動させることが出来る事です。すべての車種に設定があるわけではないのですが「オートブレーキホールド」機能がONになっている状態で車が停車すると、自動でブレーキが作動します。アクセルを踏み込めば自動でブレーキを解除します。これがあれば、坂道で信号停車した時も、車が後ろに下がる心配も軽減されます。
これから「電動パーキングブレーキ」の普及は進んでいくと思われます。