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2022 / 07 / 20
正しい運転姿勢のとりかた
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正しい運転姿勢のとりかた
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❶ 腰シートに深く座り、腰と背中を背もたれにぴったりつけ隙間をあけない。
❷ 足ブレーキペダルを右足で(マニュアル車はクラッチペダルを左足で)いっぱいに踏み込んだとき、膝がのびきらず、少し余裕がある位置にシートを前後させて合わせる。
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❸ 背中背中を背もたれにつけたまま両手でハンドル上部を握り、ひじに少し余裕ができる角度に背もたれを合わせる。チルト機構がある場合は、ハンドルの高さも調整する。シート高さ調節機構がある場合には、シートの高さを調節する。
❹ 頭調節機構つきの場合は、後頭部の中心とヘッドレストの中心の高さが合うようにする。
❺ シートベルト
安全ドライブの基本は正しい運転姿勢です。正しい運転姿勢のメリットは、操作のしやすさではありません。
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運転の初心者に多いのが、ハンドルにしがみつくタイプ。背中とシートに隙間があくので体が固定されず、不安定な姿勢になります。また、SRSエアバッグに近すぎるので、作動した際に強い衝撃を受けるおそれもあります。
逆に寝そべり型の姿勢も問題です。腕がのびきった状態では的確なハンドル操作をしにくく、また、衝突のときにシートベルトの下に滑り込んでしまい、重大な傷害を受けるおそれもあります。
正しい運転姿勢は疲れにくく、もしものときに、SRSエアバッグやシートベルトの効果を十分に発揮させることができます。