TOPICS

2022 / 05 / 21  

矢印付の信号?青矢印信号について

皆さんが普段自動車で公道を走る時、信号に従って走行されると思います。赤、黄、青と順番に点灯する信号機はわかりやすいですが、矢印がついているものもあります。

車を運転していると、『赤信号+青色矢印』が表示される信号に出会ったことがあるかと思います。こういった単純な3色で構成されておらず、矢印も使って交通を管理する信号を『青矢印信号』と呼びます。赤信号と青矢印が表示されている時、信号は『自動車は停止、ただし矢印方向への進行は可能』という指示を出しています。赤信号と左および前矢印が表示されていたら、『右折は出来ないが直進と左折は可能』ということになります。こういった少しばかりややこしい表示は、単純な3色表示だけでは交通を捌ききれない交通量の多い道路を円滑にするための対策として設置されています。

青矢印信号に馴染みのない方であったとしても、交通量の多い都心などに行かれることもあるかもしれません。
その際に
 ・赤信号だと思って停車。しかし進行可能な状態であったため減速することなく進んできた後続車と衝突した。
 ・右折可能だと思って右折したが、右折は出来ない状態であったため対向車がきており衝突した。
 ・矢印が出ることを見込んで直進したが赤信号になり、交差点内に侵入して停止してしまった。

といった事態になってしまうと信号無視に該当する可能性があるため、十分な注意が必要です。

青矢印信号をあまり見かけたことがない方は勿論、日常的に見かけている方も再度確認して頂きたいと思います。