TOPICS
2021 / 11 / 02
「もうすぐ進路変更禁止」表示
新しい道路標示は、この先に進路変更禁止の交通規制があることを事前に知らせるもので、デザインは黄色い矢羽根型となっています。この道路標示は、警察庁から【規制標識「進路変更禁止」の注意喚起表示の新設】として2021年に発表されています。
この矢羽根型の道路標示によってドライバーは、この先に進路変更禁止の規制区間があることを事前に知ることができます。それにより進路変更にゆとりが生まれ、道路標示を新設した目的である「交通の安全と円滑を図る」につながると警察庁は説明しています。
そもそも進路変更禁止の道路標示は、規制区間にのみ、車両通行帯の境界部に黄色い実線がひかれています。これだとドライバーが黄色い実線に気づいたときには余裕がなく、慌てて急な車線変更になったり、間に合わないこともあり、このようなことから「もうすぐ進路変更禁止」の道路標示が新設された、というわけです。
この矢羽根型の道路標示は、進路変更禁止区間の約30m手前に表示されている。また矢羽根型の道路標示がある区間で進行変更を行うことは可能で、交通違反ではありません。
<規制標識「進路変更禁止」の注意喚起表示のイメージ>
道路にかかれている、表示を見ることも運転するうえでは大切ですね。